【私が使ってる、しょうゆ&気になる醤油】


こんにちは、アキです。

現在、私が使っている醤油はこちらです。

・オーサワの木桶造りしょうゆ

・有限会社井上醤油店の井上古式じょうゆ

・マルシマの天然醸造こいくち醤油


・ヤマヒサの頑固なこだわりしょうゆ

いずれも杉の木桶(樽)でじっくり熟成させた本醸造であり、こいくちしょうゆです。

まずは
オーサワの木桶造りしょうゆ

こちらは国内産特別栽培大豆・小麦・神泉水を使用しており、木桶で1年以上長期熟成させた本醸造こいくちしょうゆです。

販売者
オーサワジャパン株式会社
東京都目黒区東山3-1-6

製造所
ヤマキ醸造株式会社
埼玉県児玉群神川町下阿久原955

原材料
国産特別栽培丸大豆(秋田県)・国産小麦(埼玉県・北海道)・食塩(天日塩)

続いて
有限会社井上醤油店の井上古式じょうゆ

こちらは国産大豆・国産小麦・食塩を原料とした本醸造のこいくちしょうゆです。

製造者
有限会社井上醤油店
島根県仁多郡奥出雲町下阿井1430-2

原材料
国産丸大豆(島根県・鳥取県)・国産小麦(島根県・山口県)・食塩(沖縄シママース)


原料の丸大豆は島根県産を中心に、数量が安定しなかった時は鳥取県の大豆も使用。
小麦は島根県産を中心とし、数量が安定しない場合は山口県産も使用。
食塩は沖縄シママースを使用しているとのことです。


井上醤油店さんのHPはこちら。
私がここであーだこーだ言うよりも百聞は一見に如かずでHPを見ていただければ井上醤油店さんが信頼できる相手だということが分かると思います。

産地については2022年5月27日電話にて問い合わせたところ、快く教えてくださいました!

続いて
株式会社ヤマヒサの国内産農薬不使用栽培原料 本生 杉樽仕込 頑固なこだわりしょうゆ

こちらは国内産の農薬不使用栽培丸大豆・農薬不使用栽培小麦を主原料に、杉の木の大樽で昔ならの醸造方法で作った最高状態のモロミを使用した天然醸造醤油です。


【原材料】
大豆:岩手県産
小麦:青森・岩手・秋田・北海道産
塩:オーストラリア産、メキシコ産(天日製塩)


製造者
株式会社ヤマヒサ
香川県小豆群小豆島町安田甲243

そして、もう1つが
マルシマ天然醸造醤油こいくち

原材料は丸大豆・小麦・塩と他の醤油と同じですが、原材料の産地が海外であることが気にならなければ、味自体は美味しいです。刺身でも料理でも合います。


自然食品に興味を持ち始めたばかりの方や、調味料を変えたいけどなにから手をつけていいかわからない方にもおすすめで、今回紹介した中では一番リーズナブルです。


発売元
株式会社純正食品マルシマ
広島県尾道市東尾道9番地2

製造者
丸島醤油株式会社
香川県小豆群小豆島町神懸通甲881番地

原材料
丸大豆(カナダ・国内産・アメリカ重量順いずれも遺伝子組み換えでない)・小麦(アメリカ・カナダ・国内産いずれも遺伝子組み換えでない)・食塩(オーストラリア・国内産)

※産地は直接問い合わせて教えていただきました!

本醸造しょうゆとは?

しょうゆには本醸造・混合・混合醸造と3つの種類があります。

それぞれの違いは製法によるもので、大きな違いはアミノ酸液を入れているかどうかで、入れるタイミングによって分けられています。


アミノ酸液を入れない、江戸時代から続くシンプルな製法が本醸造、諸味(もろみ)にアミノ酸液を入れて熟成させるものが混合醸造、圧搾したしょうゆにアミノ酸液を加えたものが混合です。


本醸造が麹菌本来の力を利用した自然製法ゆえに、時間と原材料費が多くかかるのに対し、混合醸造と混合は化学的に作った必要成分を添加することにより、短期間で効率のいい製造が可能となります。


旨味に関しても、本醸造は主に大豆のたんぱく質を麹菌の働きによって時間をかけてじっくりと旨味に変えるのに対し、混合醸造と混合は大豆に濃塩酸やたんぱく質分解酵素を加え液体化した、いわゆる科学的に分解させた旨味を添加して製造しています。



ちなみに九州や北陸地方などに多い甘めの醤油は混合・混合醸造醤油の割合が多いです。

さきほど、混合醸造と混合はアミノ酸液を加えたものと解説しましたが、アミノ酸液自体に甘味はないため、 混合醸造と混合は糖類である砂糖・果糖ブドウ糖液糖・水飴や、甘味料のステビア・天草・サッカリンNa・キシリトール・ソルビトールなどを添加して甘味をつけているのに対し、本醸造は主に小麦デンプンを麹菌の働きによって時間をかけてじっくりと甘味に変えています。

天然醸造しょうゆとは

JAS法の品質表示基準で「天然」や「自然」という用語をラベルに表示することは原則禁止されていますが、本醸造による製法であり、かつ発酵を促進するセルラーゼなどの酵素や、安息香酸ナトリウムなどの保存料、味付けするためのサッカリン・グルタミン酸ナトリウムなどの添加物を使用していないもののみ、天然醸造醤油と表現することができます。

気になる醤油を発見

ヤマキ醸造株式会社のホームページで、こんな贅沢な本醸造・国産有機醤油を発見!

・日本・アメリカ・EUでのトリプル有機認証を取得
・国内でわずか0.12%しかない希少な国産の有機丸大豆使用
・神泉水使用

原材料
国産有機丸大豆(秋田・北海道)・国産有機小麦(群馬他)・天日塩(メキシコ)

※産地は直接問い合わせて教えていただきました!

マルシマでも発見!
三十石杉桶でじっくり熟成の国産有機醤油


原材料
有機大豆(北海道)、有機小麦(青森)、塩(オーストラリア)

※産地は直接問い合わせて教えていただきました!

さらに、探し求めていた再仕込醤油をヤマヒサで発見!

温暖な気候に恵まれた瀬戸内海・小豆島で昔ながらの製法で作られた純正醤油を塩水の代わりに使用し、国内産丸大豆と国内産小麦で作った麹を加え、さらに、杉の大樽で醗酵・熟成させた再仕込醤油(二度仕込み醤油)です。


原材料
丸大豆(福岡県産)・小麦(香川・北海道産)・塩(オーストラリア産・メキシコ産)


再仕込醤油って、要は二倍の手間とコストがかかるわけだから、よっぽどこだわりがなければここには手を出せないと思います。

“醤油づくりにおいては生産者であるが、その他では消費者である”という基本的な考えのもと、自分自身を含め家族にも安心して食べさせることのできるものづくりを行ってまいりました。これは将来においても変わることはないと信じております。

ヤマヒサ四代目植松勝久氏の挨拶より引用


原材料の産地が、正々堂々とHPに表示してあるのも気持ちがいい。
信頼の醸成が築けそうな企業だなという印象です。

う~ん、気になる気になる。
また試したら追記しますね。

追記:2020年8月
マルシマの国産有機しょうゆと、ヤマヒサの豆しょうを購入してみました!

普段からおいしい醬油をいただいてることもあってか、どちらとも絶対にこれじゃないと!というほどではないですが、どちらも美味しい醤油であることは間違いありませんでした。


マルシマの国産有機しょうゆは色は豆しょうと比較すると色は薄く、体感では味は濃かったです。(といっても、ヤマヒサの国内産農薬不使用栽培原料 本生 杉樽仕込 頑固なこだわりしょうゆ・マルシマ天然醸造醤油こいくちと比べたら薄い)こちらは刺身や卵かけごはんに。目玉焼きにしょうゆをかけるタイプの人なら目玉焼きにも合うと思います。


ヤマヒサの豆しょうは再仕込醤油と聞いて、濃いのかな?と想像していましたが、体感では塩分濃度が濃いということはなく、旨味が強いという感じで、冷ややっこや卵かけごはんでいただくのがおすすめです。


珍しく希少価値もある醤油なので、話題作りにもいいですし、中途半端なものを送るくらいなら日本人ほぼ全員が使う機会があるであろう醤油をプレゼントに選ぶのもなかなかオツではないかと思います。

志し高く頑張ってくださっている企業への支援にも繋がるしね。

現状報告
どれも実際に何度もリピートしたことがあるし間違いなくおいしいですが、2022年5月現在はオーサワの木桶造りしょうゆと井上古式じょうゆをよく使っています。

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