調理時間目安:約10分(粗熱をとって冷やす時間は除く)
学校給食では市販のパインゼリーが提供されますが、ここでは熟れた生のパインアップルを使って手作りします。
我が家では動物の骨や皮由来のタンパク質であるゼラチンは使用せず、寒天でゼリーを作りますが、ゼラチンを使われる場合は生のパインアップルに含まれるタンパク質分解酵素の働きによってゼリーが固まらない!という事態に見舞われることがあります。
では、なぜ寒天では固まるのか?
寒天の主原料は天草という海藻で、天草の主な栄養成分は炭水化物(タンパク質も含まれます)だからです。
どうしてもゼラチンで作りたい場合は、生のパインアップルは使用せず、さっと煮るなり、あらかじめ熱処理のされている缶や瓶の加工品を使えば酵素の働きが弱まるので固まります。
パインゼリーの材料(6個分)
・パインアップル … 200g
・水 … 500ml
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・粉寒天 … 4g
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パインゼリーの作り方
①パインアップルは好みの大きさに切る。
②粉寒天を入れた鍋に水を入れて弱火にかけ、絶えず木べらで混ぜながら粉寒天を煮溶かす。
③沸騰しない状態で気長に混ぜて寒天を煮溶かしたら、砂糖も加えて煮溶かす。
④[3]に生のパインアップルを入れて混ぜ合わせたら好みの容器に注ぎ入れる。
⑤粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして、できあがり♪
【2021年9月16日(木)】
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